介護の仕事をしようとした時に、どのような施設形態を選ぶかという事は重要なポイントとなります。なぜなら、施設形態によって働き方は大きく変わってくることになるからです。
自分のイメージする介護の形がある方は、どのような形態であれば自分の思う働き方に近いのかという事を考えながら働き口を選んでいくようにしましょう。思っていた働き方と違うという事で仕事を辞める方も多くなっています。納得いく条件で働き始めることが長く仕事を続けていくためのコツといえるでしょう。

施設のうち、老人ホームなど24時間の介護が求められる施設形態では、比較的決まった利用者との長時間の接触になるため人間関係が作りやすく、やりがいも感じやすくなります。しかし、夜勤があることなどから身体的に厳しくなるという事もありますし、家庭がある方は家庭との両立が難しくなるという事もあります。こういった点に納得できるかどうかということが働くうえでのポイントとなるでしょう。
デイサービスなど主に日中の介護を担当する施設形態の場合には、日中の勤務になることが多いため、家庭との両立がしやすいということがあります。身体的な負担も比較的少ないといえるでしょう。ただし利用者が日によって変わることなどから、一人一人の状態をつかみ、関係を築いていくということが難しくなることもあります。

こうした施設形態の特徴を考えたうえで、自分に合った働き口を探していきましょう。